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暮らしの中に優しい時間

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2009年 03月 27日

お香を焚くとき

 時々、お香を焚く。気持ちを切り替えたい時、誰かが見える前とか、そんな時に。立ち上っていく煙をぼんやり眺めていると、現実の世界が遠ざかる。ずっと愛用しているのは、鎌倉で出会った「花こもん」という名のお香。今は、同じものを八重洲の地下街で入手している。
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 ちいさな桐箱に三色(赤、紫、緑)のお香が入っている。薔薇、紫陽花、森をイメージしているとか。しかし、それぞれの香りの違いを、それほど意識したことはない。なんとなく、お香の色を楽しむ感じ。今日は、赤のお香を選んだ。
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 焚いた後、何日か、かすかな香りが続く。その残り香が、いい。

by kurashinonakaniya | 2009-03-27 17:00 | 暮らし
2009年 03月 23日

いかなごのくぎ煮

 夕方、いかなごが届いた。明石名産の「いかなごのくぎ煮」。お取り寄せなんて全く縁遠い私が、唯一たのむ瀬戸内の春の味。
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 いかなごは、春告魚とも呼ばれる。そう、これが獲れると瀬戸内に春が来たという証。いかなごの親を「ふるせ」生まれた子を「しんこ」と呼んで、この獲れたてのしんこをじっくり煮込んだものが「いかなごのくぎ煮」。
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 いかなごが、まるで古釘を煎ったように見えるので、こう呼ばれている。
 お酒のお供や、白いご飯に載せていただく。お弁当の片隅にちょっとあっても便利。もともとは、神戸に居住していた亡母が、毎年今頃の時期になると、大量に炊き込んでは、送ってくれたもの。関西では、「明石の魚のたな」という所で新鮮ないかなごを入手して、多くの家庭が、くぎ煮を作るという。関東人の母も神戸に住んでいる間に、自分で炊くことを憶えた。母のくぎ煮には、ちょっと不ぞろいのショウガのせん切が入っていたっけ。いかなごの成長は、速い。小さすぎても、大きすぎてもダメと言っていたのを思い出す。あまり料理が得意でなかった母だったが、くぎ煮の味だけは、母のが一番。今もそう思っている。

by kurashinonakaniya | 2009-03-23 13:29 | 暮らし
2009年 03月 20日

小さなことだけど、

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今日焼いたバラのマドレーヌ、花びらくっきり、今までで最高の仕上がり。型から抜き出す時、このバラ型、いつも、ドキドキさせられる。今日は12個全て、すっと抜けた。手ごたえあり。思い通りのできばえに、久々の充実感。 こんな小さなことが、なんだかとても嬉しい。

by kurashinonakaniya | 2009-03-20 18:01 | 暮らし
2009年 03月 18日

愛しのフロランティーヌ

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スライスアーモンドのキャラメルかけの焼菓子、フロランティーヌは、我が家の不動の人気。香ばしいアーモンドが、あとを引くお菓子です。台のビスケット生地は、常時、冷凍保存してあるので、いつでも出番待ちの状態です。焼き上げてから、あまり時間の経たないうちに、カリッとした食感を楽しみながら食べてほしい焼菓子ですね。

by kurashinonakaniya | 2009-03-18 18:18 | 焼き菓子
2009年 03月 17日

バターケーキ  コーヒーとバナナチョコ

 朝から焼菓子作り。まずは、コーヒーケーキ。バター生地には、フリーズドライのコーヒー粒を混ぜ込んで。160度のオーブンで焼成40分。焼きあがったら急いで取り出して、カルーアのシロップをたっぷりしみこませる。
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 ケーキ全体にカルーアをぬったらアルミホイルでしっかり包む。美味しくなるのは、明日以降。
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 カルーアが、いい味を醸し出してくれるバターケーキです。
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 続いてマーガレット型を使って、熟成バナナとチョコチップをいれこんで焼いたもの。 バナナとチョコの甘い香りが家中にしています。f0186711_13484640.jpg
 どちらも日持ちのするお気に入りの焼菓子です。


 最近、昔作っていたレシピを読み返しています。昭和50年代初期、宮川敏子さんという方に、洋菓子とパンを教えていただいていた時期があります。宮川さんは、スイスフランス菓子研究所を主宰されていた方、日本の家庭に洋菓子を作ることの礎を築いた方と言っていいでしょう。当時、まだ珍しかったタルトやチョコレート菓子、コンフィズリーといった砂糖の煮詰め加減でいろんなお菓子を作る醍醐味を教えて下さいました。
 今、思えば、あのころ、もっと真剣にお菓子作りに取り組んでいればよかったとちょっと後悔しています。古いテキストを読み返すと、今はやりのお菓子、マカロンやキャラメルもちゃんと載っているんです。最近はまって作っている生キャラメル、実は昔、何度か作っていたのを、今頃になって思い出した次第です。改めて宮川さんて、すごい方だったなと思います。

by kurashinonakaniya | 2009-03-17 13:55 | 焼き菓子
2009年 03月 12日

黒豆に古釘 追記あり

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 故土井勝さんが考案された黒豆の煮方が、再び話題沸騰中。先月に続いて今朝の新聞でも取り上げられている。
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 土井さんの煮方は、最初から調味料をきちっと量って入れてしまうのが特徴。最初のうちは、水分量が多いが、ゆっくり時間をかけていくうちに煮汁は、豆にしみこんでいく。この方法を知ったのは、30年前の↓の記事がきっかけ。
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 日付は昭和53年12月27日とある。朝日の朝刊。ずいぶん赤茶けてしまったが、間違いなく、ふっくらと艶やかに仕上がる煮方。そして、欠かせないのは、古釘の存在。
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 黒豆を煮るたびに使い込んで、さび釘は、いつしか豆汁に染まって、真っ黒になった。つくづく、歳月の重みを感じる。そして、年とともに薄味志向になったのか、レシピのお醤油の比率は半分にして炊いている。豆の量も今は300グラム単位だ。お正月でなくても食べたくなる我が家の一品だ。 
   
  ☆ 当時の土井さんのレシピ
     豆700g 重曹小さじ1 砂糖500g しょうゆ半カップ 塩大さじ1 古釘(袋に入れて)
  鍋に水12カップを入れ火にかけ、沸騰したら上記の調味料、釘袋、重曹をいれて火を止める。その中へ、豆をいれ、4、5時間以上つけておく。
  鍋を強火にかけ、沸騰寸前に火を弱め、上に浮くアワを丁寧にとる。煮立ってきたら、水半カップいれて静めアクを取る。また煮立ったら、再度半カップの水を加えてアクを取る。落し蓋をし、鍋ふたもして、弱い火加減で時間をかけて煮込む。大体8時間程度。途中火を止めてもいい。蓋は長く開けないことがポイント。火を止めて一昼夜おくと味がなじむ。
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☆追記  
    黒豆300gを炊く場合 調味料の割合は ここ数年はこんな感じにして。↓
       水 カップ6  重曹小匙半分  白ざらめ250g  醤油大匙1強 塩小匙1

     お醤油は 土井さんに比べてかなり控えめ、 蜜煮の感じに 優しく仕上がる。
       調味料の配合は 人それぞれ。 お好みで加減のほどを。

  
       12月29日の夜スタートした場合。
          水を沸騰させた中に調味液、 古釘 重曹を入れて黒豆をいれて 火を止め 一晩放置。                   
              翌朝30日 点火 カップ1の水を2回に分けて加えて 丁寧に アクをとる。
            そのあとは 火は 弱火で 紙の落とし蓋 鍋蓋(着せ蓋)をして ゆっくり炊く。
            途中 何度も火を止めてもいいが 中を見る時 蓋は 長くは 開けてはダメ。
            実際に火にかけた時間を換算して8時間程度で 炊きあがる。一粒取り出して
            柔らかさの加減を見るといい。
             冷めていくに従って 調味液の味は 浸透し 豆は つややかさを増していく。
             布袋に入れた釘は そのまま 黒豆と一緒に入れておく。
             大みそか31日 この日は 味を含ませる日。鍋が 人肌程度に温かくなる程度に
             火入れをする。
               元日 盛り付け。
             鍋に残った黒豆は 釘袋と共に 密閉容器に入れて冷蔵庫へ。
                         

                        
     
        

by kurashinonakaniya | 2009-03-12 13:24 | 暮らし
2009年 03月 04日

バラのオレンジマフィン

 前にもブログに載せたノルディックのバラ型を使って、オレンジマフィンを焼いた。今日のレシピは加藤千恵さんのもの。オレンジ一個の絞り汁とプレーンヨーグルト100gをバター生地に入れて、170℃のオーブンで20分焼成。型には、あらかじめバターを刷毛で丁寧に塗って冷やしておき、生地を流す前に粉を振り込んで、余分な粉を落としておくことが大切。型離れを良くするための一手間。
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 最近は、他社のバラ型を見かけるようになったが、やはりノルディック製には、かなわないと思っている。私にとって、一生大事にしていきたい道具の一つ。
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 午後も焼成作業が続く。
 

by kurashinonakaniya | 2009-03-04 13:47 | 焼き菓子